侍BRASS@春日井市民会館

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2006. 10. 7@春日井市民会館
侍BRASS 公式HPはこちら
ユーホニウム搭載の金管8重奏
総帥:津堅直弘(音楽プロデューサー)
楽団長:中川英二郎(Tb)
エリック・ミヤシロ(Tp)、辻本憲一(Tp)、三澤慶(Tp)、アントニオ・マルティ(Tp)、ジョナサン・ハミル(Hr)、中川英二郎(Tb)、野々下興一(Bass Tb)、斉藤充(Euph)、次田心平(Tuba)

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1stアルバム「葉隠(HAGAKURE)」
試聴はこちら 楽譜・CD販売サイトです。
CD掲載曲以外の、コンサートで演奏された曲もあります。
しかし、侍BRASSの曲、大半が難易度A「プロ演奏家でも難しい」って・・・(爆)

侍BRASSの存在を知ったのは、金管雑誌PIPERS。
以前、偶然図書室で見たこの号に記事が載っていました。

中川さんやエリックさんは小曽根真No Name Horsesでもご活躍。
その他の方々はクラシック界の第一線でご活躍されています。
メンバーの詳細はこちら

会場は2000人キャパの大ホールが9割方埋まっています。
案の定、地元の中学生・高校生でブラスバンドをやっているっぽい子が多そうで、
開演前のにぎやかなこと(笑)
その雰囲気から、思わず、私の学生時代を思い出してしまいました。

わたしは中学時代、吹奏楽部でしたが、クラリネットだったので、
金管楽器は演奏できません。
当時、友人にかろうじてトランペットでドレミファソラシドの指使いを教えてもらったくらいで。
吹奏楽の世界には、アンサンブルコンテストというのがあって、
うちの学校からは、クラリネット4重奏と、金管8重奏で出場したのでした。
練習、大変だったなあ・・・(遠い目)しかし、だからこそ印象深いのですよね。

って、わたしの思い出話は置いといて(笑)



本日は二部構成です。

第一部・・・オリジナル曲特集。すべて、発売されたアルバムから選曲されています。

みなさん登場。・・・あれれ?エリックがさんいない、なんでー???
左から、Tp×3、Hr、Tb、Bass Tb、Euph、Tubaです。

まず、団長の中川さんがセンターに出てきて、挨拶代わりのソロを披露します。

1. 武士道(SAMURAI)
(中川英二郎)

中川さんのトロンボーンはとってもやさしい。
そのまま引き続いて金管アンサンブルに突入します。

2. 葉隠(HAGAKURE)
(中川英二郎)
[辻本/三澤/マルティ/ハミル/中川/野々下/斎藤/次田]

いかにも金管アンサンブル!といった雰囲気。
金管のまっすぐな緊張感、そして厚み。どこか日本的。
低音の刻みがかっこいい。戦国時代劇系、大河ドラマに使われそう!

ここで中川さんご挨拶、そしてエリックさん登場~!
ああよかった。最後まで出てこなかったらどうしようかと思っちゃった。

3. 律の調(りちのしらべ)(Autumn Breeze)
(中川英二郎)
[エリック/三澤/マルティ/ハミル/中川/野々下/斎藤/次田]

イントロは柔らかなハーモニーから始まるのですが・・・
中川さんがご自分の椅子に取り付けてある、カスタネット???(未確認)
と、足踏みでリズムを刻みはじめます。
(追記:もしかしたら手で椅子の座面を裏から叩いているだけなのかも。
 それにしてははっきりした音でしたが)
それにあわせて、軽快なジャズワルツが始まります。おしゃれ♪
そしてソロ。まず中川さんから。
きゃあ、かっこいい~!!!音色もジャズっぽく変えてきています。
ソロはエリックさんに受け渡し、中川さんはひざうちでリズム出しています。
最後はみんなで盛り上がります。わぁ♪

やっぱりこういうリズム感のある曲、大好きです。
自然と体が動いてしまいます。
しかしドラムなし編成でこういった曲をやるのは、
結構難しいんじゃないかしら。そして珍しいと思うな。

4. 琉球伝説
(マルセル・ケンツビッチ)
[辻本/三澤/マルティ/ハミル/中川/野々下/斎藤/次田]

作曲者、マルセル・ケンツビッチとは、侍BRASS総帥の津堅直弘さんのペンネーム。
マルセルビッチという、フランスの作曲家がいるそうで、
津堅(つけん)→けんつ、それらをもじって命名したとか。
お弟子さんの三澤さんが解説してくださいました。
津堅さんのご出身は沖縄ということもあり、沖縄音階を使用した曲になっています。
いかにも金管アンサンブルらしいところが出ています。
後半は細かい刻みに載せて、上でトランペットやホルンも細かいパッセージが続く、
大変な難曲のようですが、さすが凄腕の皆様、つぶが揃ってて素晴らしいです。

5. 五拍子の踊り(Quituple Dance)
(中川英二郎)
[エリック/三澤/辻本/ハミル/中川/野々下/斎藤/次田]

またエリックさんが加わって、今度は5拍子のゆるやかなラテンです♪
不思議なことに、5拍子がとっても気持ちいいんだよね。すごく自然。
ソロはエリックさんのハイノート炸裂!!!
うぉーすごいっ!さすがっ!気持ちいいー!
中川さんもソロをとります。
そのあと二人の掛け合いもかっこいい♪

6. 飛天(HITEN)
(三澤慶)
[マルティ/三澤/辻本/ハミル/中川/野々下/斎藤/次田]

この曲がもしかしたら一番ブラスっぽい(吹奏楽っぽい)かもしれません。
Aメロで、ユーホニウムがまず旋律を取るのも結構珍しいのでは。
あまりクローズアップされることのないユーホですが、
この侍BRASSはユーホ搭載というのがウリですから。
そしてこの曲も変拍子。5拍子だったり、4拍子になったり。
侍の歴史観(平安時代の雅と、戦国以降の勇壮さ)を良く表しています。


第二部・・・名曲特集。クラシック、ジャズ、日本の歌曲、アニメ。誰でも知ってる曲ばかり。

1. 祝典序曲(ショスタコーヴィッチ)(高橋宏樹編曲)
[マルティ/三澤/辻本/ハミル/中川/野々下/斎藤/次田]

吹奏楽の課題曲などでの人気作曲家、高橋宏樹氏に編曲してもらった近代曲。
原曲は、タイトルどおり、華やかなオーケストラ曲です。
こちらで試聴できます(冒頭部分のみ)
これまた早いパッセージですよ。さすが侍BRASSだからできる曲。
これ、エレクトーンでやると良さそうだなあ。難しそうだけど。

2. 亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)(三澤慶編曲)
[マルティ/三澤/辻本/ハミル/中川/野々下/斎藤/次田]

ラヴェルファンの三澤さん編曲。美しいホルンの音色の為に選曲したそうです。
中川さん「この曲はホルンをフューチャー・・・って、クラシックでは言わないのかな?」
ホルンのハミルさん「(流暢な日本語で)大活躍、だね!!!」
ハミルさん、2001年から東京交響楽団首席ホルン奏者としてご活躍ですが、
日本語が非常に堪能です。英語の方が下手だとご本人がおっしゃいます(笑)
侍BRASSでも、日常の連絡はメールが主だそうで、
団長の中川さんから皆さんに連絡が行くと、
皆さんからの返事は大抵「了解しました」なのだけど、
ハミルさんは「了解っス!!!」(笑)
日本人よりも日本人らしい、坊主頭のナイスキャラ、ハミルさんでした。

で、このラヴェルの名曲、厳かに、優しく、アンサンブルを聴かせてくれました。
1st Tpのマルティさん、ピッコロトランペット?に途中持ち替え。

3. フェイマスジャズメドレー A列車で行こう~スターダスト~イン・ザ・ムード
(中川英二郎編曲)
[エリック/マルティ/三澤/ハミル/中川/野々下/斎藤/次田]

さて、またまたエリックさんの登場です!フリューゲルホルンも持って来ました!
(でもどこでつかったか覚えていない(爆))

中川さんがエリックさんに、「金管8重奏とかやったことあるんですか?」と質問。
エリックさんも最初は中学のブラスバンドから始まったので、
当時はブラス5重奏とかやったそう。
でも、仕事としてはこの侍BRASSが多分初めてだと。

今回は、会場内に現役ブラスバンド部生徒も多数来ています。
そこで、会場に向かって、「トランペットやってる人~!」ばらばらっと手が挙がります。
続いて、「トロンボーン」「ホルン」「ユーホ」「チューバ」結構それなりに手が挙がりますね。
最後になぜか「ファゴット!」なんと会場内で2人いました!

さて、3曲ともとってもメジャーなジャズの名曲。
イン・ザ・ムードでは、会場内から自然と手拍子が起こりました。
こういう、自然の流れからくる雰囲気って素敵です。

4. 日本の歌メドレー さくら~夏の思い出~赤とんぼ~雪~さくら(森山直太朗)
(三澤慶編曲)
[マルティ/三澤/辻本/ハミル/中川/野々下/斎藤/次田]

クラシックも、ジャズも、敷居が高いわ・・・って人の為に、
侍BRASSは日本の唱歌も演奏してくれました。

と、演奏に入る前に、メンバー紹介です。

辻本さん(Tp)は、中川さんとは大学の同級生にあたるそうです。
しかし、中川さんは大学には数えるほど(GWまで)しか行かなかったとかで、
一緒にキャンパスライフを送ったわけではないのだけど。

野々下さん(Bass Tb)は、中川さんのスタジオミュージシャンパートナーとして
大変お世話になっているそうです。

(追記:中川さん、辻本さん、野々下さんは同級生・・・なんだけど、
 なんと私も!がーん、ちょっとショック。(自分に)
 ・・・そっか、そういう年なんだなあ。中川さん、絶対年上だと思っていました。
 まあ、プロとしてのキャリアは相当長いから、かな。)

齋藤さん(Euph)は、いままでアメリカに居られたのですが、
今後は日本に拠点を移されるということで、これからいろいろな場面で活躍されることでしょう。

次田さん(Tuba)は、「食品管理部員」なんだそうです(笑)
レコーディングなどで、長時間缶詰になっていると、
お菓子とか、サンドイッチ、からあげなんかを時折つまんだりするそうなのですが、
そのときに、次田さんの了承がないと食べられないんだとか(笑)
余り物の始末も次田さんの役目。
そんな次田さんは、侍BRASSの底辺を支えることが十分にできる、
大きなチューバを支えられて、食品もたっぷり入りそうな体格の持ち主でした(笑)

こういう、日本の唱歌や童謡は、日本人の根底に共通して持っているのでしょう、
幅広い世代の、いろいろな人たちに是非聴いて欲しい、侍BRASSには、
敷居を下げるためのこういう選曲は欠かせないのだろうと思いました。

5. ルパン三世のテーマ(大野雄二)
(中川英二郎編曲)
[エリック/辻本/三澤/マルティ/ハミル/中川/野々下/斎藤/次田]

最後に、エリックさんも加わって、金管9重奏による、ルパンです!
これまたエリックさんのハイノート炸裂でカッコいいっ!


Enc.

エリックさん以外の皆さんが再登場。
まずは中川さんがセンターに出てきて・・・

1. 熊蜂の飛行(リムスキー・コルサコフ)、最速バージョン!

このパッセージ、管をスライドさせるトロンボーンでやるのはかなり大変なんじゃ・・・
すごい技を披露してくださいました。

2. ダニー・ボーイ(アイルランド民謡)

エリックさんが出てきて、アルバムにも収録されている、
エリックさん編曲のダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌としても知られている)です。
曲終盤、エリックさんがソロを取ったのですが、
センターに出てきて・・・

熊蜂の飛行!(笑)中川さんに対抗してるよー!中川さんも大笑い。

そして真面目に素敵なソロを吹いてくださいました。

3. スパイク・ブラス(中川英二郎)

これが実質本当に最後の曲となりました。
侍BRASSの為に中川さんが書き下ろしたこの曲。
とっても楽しい仕掛けが満載でした♪(ネタ?小芝居?)
最後の最後に大笑いです!

そして侍BRASSの皆さんが退場して、最後に舞台に残った中川さんのソロで締めくくり。

4. 侍(SAMURAI)
(中川英二郎)

時間はそんなに長くはなかったけど、でもとても長かったような気のする、
大変中身の濃い演奏会でした!
こういうコンサートは、是非、各地で開催してもらって、
世代を超えて、たくさんの人、音楽にあまり詳しくない人にも聴いてもらいたい、
そしてクラシックとか、ジャズとか、って難しくないんだよ、ただ楽しめばいいんだよ、って
教えてあげたいなあ、と思ってしまいました。

そしてそして最後にロビーにてCDサイン会!
中川さんやエリックさんとおしゃべり&握手できて嬉しかったです♪
皆さんからサインをもらったら、どれがだれのだか分からなくなっちゃった(爆)

大満足。とっても楽しいコンサートでした。
これまでにまだ2回しか演奏会がありませんが、
今後も続けていかれるのではないかと思いますので、
お近くで公演がありましたら是非足を運んでみてくださいね。

・・・そしてサインをもらった足で、
向かいの建物で行われている合唱の練習に向かった私でした。(大遅刻)

---

Set list

1st set
1. 武士道
2. 葉隠
3. 律の調
4. 琉球伝説
5. 五拍子の踊り
6. 飛天

2nd set
7. 祝典序曲
8. 亡き王女のためのパヴァーヌ
9. フェイマスジャズメドレー
10. 日本の歌メドレー
11. ルパン三世のテーマ
 
Enc.
12. 熊蜂の飛行
13. ダニーボーイ
14. スパイク・ブラス
15. 侍
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by michiru-0070403 | 2006-10-07 20:54 | ライブ


元エレクトーン弾きによるジャズ・フュージョン中心日記。日々の小さな幸せを大切に・・・


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